ロシア:COVID-19感染拡大の影響により、西向けの石炭輸出が減少

掲載日:2020年6月11日

5月25日付の現地報道によると、19日に開催された国家評議会ワーキング・グループ会議におけるエネルギー省のノヴァク大臣の発言の中で、2020年のロシア国内における石炭消費量は前年比4~12%減の2,000~3,300万トン減少し、輸出に関しては前年比10~20%減となる予測(注)が明らかにされたという情報筋からの話が紹介された。2018年のロシアの石炭消費量は1億8,129万であった。

エネルギー省は、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)感染拡大による世界的なエネルギー需要の低下によって主に影響を受けるのはクズバス地域であり、ハバロフスク州などのより国境に近い地域では現状維持あるいは多少の生産増加も見込まれるとしている。石炭輸出に関しては、西向けは減少、東向けは現状を維持すると評価している。また石炭価格は年間で10%程度の下落が見込まれているとのこと。

(注:エネルギー省HPによれば、2019年石炭輸出実績は1億8,982万トン)

(モスクワ事務所 屋敷 真理子)

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