豪州:豪州の2020年1~3月四半期鉱物探鉱支出額、COVID-19の影響で前四半期比20%減の602百万AUD

掲載日:2020年6月11日

6月2日付のメディアによると、豪州の2020年1~3月四半期における探鉱支出総額が、速報値で602百万AUDと前四半期比151百万AUD(20%)減となったことが豪州統計局(ABS)の報告書で明らかになった。

州別で見ると、VIC州が35.6百万AUDと前四半期比0.9百万AUD(0.9%)増となったのを除き、全ての州で減っており、NSW州が65.5百万AUDで前四半期比24百万AUD(26.8%)減、QLD州が83.1百万AUDで同比26.3百万AUD(24.0%)減、WA州が367.5百万AUDで同比86.4百万AUD(19.0%)減などとなった。鉱種別ではベースメタルが142百万AUDで前四半期比57.5百万AUD(28.8%)減と、最も著しい減額となり、金が272.9百万AUDで同比31百万AUD(10.2%)減、鉄鉱石が75.5百万AUDで同比9.1百万AUD(10.8%)減、石炭が63.1百万AUDで同比14.5百万AUD(18.7%)減となった。また、ニッケルは37.5百万AUDで前四半期比22.3百万AUD(37.3%)減と、減額した割合が最も大きかった。

これについて豪州鉱物資源評議会(MCA)のTania Constable CEOは、「コモディティ価格の下落と政府による地域間の移動制限措置が影響しており、COVID-19流行が探鉱に与えた影響が非常に大きかったことを反映している」とした。

(シドニー事務所 Whatmore 康子)

おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとられた行動の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。

レポート一覧

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただくには、アドビシステムズ社から無償配布されているAdobe Readerプラグインが必要です。

ページの先頭へ