豪州:連邦Morrison首相、大型プロジェクトに対する環境認可のプロセス期間を30日間に短縮する目標を発表

掲載日:2020年6月25日

6月15日付の地元メディアによると、豪州連邦Scott Morrison首相は、連邦政府が進めている環境保護・生物多様性保全(EPBC)法の見直しに基づき、大型プロジェクトに対する連邦政府による環境認可プロセスの平均期間を、現在の40日間から更に25%短縮して2020年末までに30日間とすることを目標とすると発表した。

同首相は、この目標を達成するための初期的な協議が連邦政府内閣によって既に開始されているとしており、環境認可は最終的には連邦政府と各州/準州政府の認可が一括して行われる「single touch approval」となるまで合理化されることを目指すと述べた。環境認可プロセスは2019年末の時点では平均で90日間であり、同首相は、認可プロセスの遅延によって同年に生じたコストは産業全体で3億AUDにも上ったと指摘している。また、同首相はWA州における鉄鉱石鉱山プロジェクトやBHPのSA州Olympic Dam鉱山なども含む15件の大型プロジェクトを優先プロジェクトとし、これらに対する連邦政府の全体的な認可プロセス期間を、現在の平均期間である3.5年間から50%短縮して21ヵ月間とすることを目指すとも述べた。

(シドニー事務所 Whatmore 康子)

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