ロシア:ロシア運輸省、ケメロボ州(クズバス)から出荷される石炭輸送に関する会議を開催

掲載日:2020年7月9日

6月11日付のロシア運輸省HPによれば、ディトリフ運輸大臣がケメロボ州(クズバス)から出荷される石炭輸送に関するビデオ会議を開催し、同会議に、ケメロボ州のツヴェトコフ次官、同州のツィヴィリョフ知事、及びロシア鉄道のベロジョーロフ社長の他、石炭企業や港湾の代表が参加した。

同大臣は、以前から議論が続いていた東向けの石炭の鉄道輸送量の割当量配分の手法をロシア政府が決定したと表明した。ロシア鉄道のシロ副社長によると、荷主は輸送予定の月が開始される40日以上前に東向けの石炭輸送に関して申請書を提出する必要がある、と述べた。同規定は、2020年8月から適用される。荷主である60社の石炭企業に対して、同規定を既に通知済みであり、うち21社から輸送量合計480万トン分の申請書が既に提出されたとのこと。ロシア鉄道とケメロヴォ州(クズバス)が締結した協定書によると、2020年8月の東向け輸送量は456万トンを予定していた。

また、ロシア鉄道のベロジョーロフ社長は、北西向けの石炭輸送量が同協定書で予定している量に達していないことを指摘し、石炭企業が輸送量を保証できないのであれば、他の貨物の輸送を検討せざるを得ない、と述べた。

さらに同社のシロ副社長は、鉄道を利用した中国への石炭輸出に関して、中国側の受け入れ制限により国境駅付近で停止している列車が発生し、輸出量が減少していることを報告した。ディトリフ運輸大臣は、この件について、露中の政府間レベルで討議することを提案した。

(モスクワ事務所 屋敷 真理子)

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