コロンビア:政府は炭鉱の持続可能性に関する管理を強化

掲載日:2020年7月9日

6月23日の現地報道によると、コロンビア国家鉱業庁(以下、ANM)は、坑内掘り炭鉱の管理を強化する「コロンビア石炭:合法、クリーン、安全な石炭(Carbón Colombia: carbón legal, limpio y seguro)」イニシアティブを開始した。

ANMのSilvana Habib Daza長官は、「石炭採掘が環境的にも技術的にも持続性があるものとなることで、その競争力と収益性を高めることを目指すと同時に、コロンビアが合法的でクリーン、作業者にとり安全な鉱業を実施していることを世界に示す」と述べた。

ANMは当局から正式な許可を得ている炭鉱からの石炭のみが商業化されるようにしたいと考えており、同イニシアティブは基準を満たす炭鉱から採掘された石炭のみが売買されるようにすることを目的としている。現在ANMは914件の坑内掘り炭鉱に鉱業権を与えているが、その内作業・工事・環境管理計画を有する374件のみが開発活動を行うことができる。

ANMは、一般炭や原料炭を購入するセメント会社、製鉄会社、製紙会社などが、石炭販売元の鉱山の鉱業権のステータスをウェブサイトを通じて照会できるようにした。「Carbón Colombia」のイニシアティブは、まずCundinamarca県とBoyacá県の坑内掘り炭鉱を対象に開始し、2021年には全国の鉱業権を有する坑内掘り炭鉱が対象となる。

(リマ事務所 栗原 健一)

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