米国:Peabody Energy社が従業員を削減

掲載日:2020年7月9日

4月7日の現地報道によると、Peabody Energy社はPowder River炭田の炭鉱において2カ月連続で従業員の削減を行う。

North Antelope Rochelle炭鉱で3人の従業員、及びRawhide炭鉱とCaballo炭鉱で10人の派遣労働者を解雇する。同社は3月にもNorth Antelople Rochelle炭鉱で50人の派遣労働者の解雇を行っている。同社の広報担当者Charlene Murdock氏は「我々は生産量に合わせて従業員数を調整しており、今回の措置もその方針に沿ったものである」と述べた。

従業員解雇を行う3炭鉱は従来より生産量が低下している。Mining Safety and Health Administrationによれば、3炭鉱では2019年の第4四半期に2,750万トンの石炭を生産した。2018年の第4四半期の3炭鉱の生産量は2,990万トンであった。

米国エネルギー情報局(the U.S. Energy Information Administration)によれば、2020年第1四半期のWyoming州における石炭生産は直近20年間で最低を記録した。Wyoming州にある16炭鉱の生産量は5,460万トンで、前年同期比1,080万トン減少した。Powder River 炭田の多くの炭鉱では近年の石炭需要の低下に応じて従業員数を削減していない。Wyoming大学の経済学者Rob Godby氏によれば、従業員一人当たりの石炭生産量は全体的に低下している。

(石炭開発部 弘中 孝宜)

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