ベトナム: ベトナムの石炭輸入量、2020年から2035年にかけて、毎年10~15%の増加見込み

掲載日:2020年7月16日

7月4日の地元報道によると、ベトナムの業界関係者は、同国はインドネシアを含めた産炭国から長期的に持続可能な石炭供給を受ける必要があると述べた。

また、Viet Thuan Transport社の用船・営業部長Pham Bich Ni氏は、3日、「ベトナムの石炭輸入量は2020年から2035年にかけて、毎年10~15%増加するだろう」と述べている。

また、同氏によると、ベトナムは石炭火力発電用として、2020年に35百万トンの一般炭の輸入が予測されており、インドネシア石炭鉱業協会(ICMA)と在ベトナムのインドネシア大使館により開催されたウェビナーにて、「毎年5~10%の一般炭輸入量増加が見込まれる。」と述べている。

Viet Thuan Transport社はベトナム最大の輸送会社であり、2019年に18百万トンの石炭を輸送している。同氏のよると、「2020年には、石炭輸送量が10%増加し、20百万トンを輸送する計画である」と述べている。

また、ベトナムのDanku Minerals Joint Stock Company社会長のNguyen Cong Su氏によれば、ベトナムは、持続的な石炭供給を確保するため長期契約を望んでいるとし、ベトナムの国営電力会社を取り上げ、「EVNは2年以上の長期契約での石炭の買い付けに前向きである」と述べている。

さらに同氏は、ベトナム政府は、現在、積み替え場所のさらなる開発を行なっており、開発によって、より多くの石炭及び大型船舶の受け入れが可能となると付け加えた。同氏によると、「現在の課題は石炭の輸入インフラの整備が十分でないことである。現状では載貨重量トン数100,000DWTを超える貨物船に対応した水深の深い積み替えポイントはない」と述べている。

(石炭開発部 佐藤 譲)

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