ロシア:ロシア財務省、石炭に関する地下資源採掘税引き上げを断念

掲載日:2020年7月16日

6月29日付の現地報道によれば、財務省は2020年3月に提出した税制改正法案の中で、石炭の市場価格が一定のレベルを超えた場合に地下資源採掘税を引き上げることを提案していたが、その後、公聴会等で石炭企業からの批判を受け、最終法案では石炭に関する地下資源採掘税の引き上げ案は削除される方針となった。

現在、石炭採掘にかかる地下資源採掘税は固定されており、無煙炭:47RUB/トン、原料炭:57RUB/トン、褐炭:11RUB/トン、その他の炭種:24RUB/トンとなっている。当初の法案によると、財務省は、市場価格に関して、無煙炭:8,840RUB/トン、原料炭:8,125RUB/トン、褐炭:2,275RUB/トン、その他の炭種:4,485RUB/トンを超える場合に、それぞれ地下資源採掘税を引き上げることを提案していた。

財務省広報部によれば、現在の経済状況を鑑みて、石炭企業に対する税金の引き上げは検討していないとのこと。

(モスクワ事務所 屋敷 真理子)

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