南アフリカ:鉱業界でのCOVID-19による死者は52名に増加、プラチナ部門への影響が最大

掲載日:2020年7月30日

7月22日の現地報道によると、南アフリカの鉱物評議会(Minerals Council)は、同国の鉱業ではCOVID-19によりこれまでに52人の死者を記録しており、7月22日現在、プラチナ部門で31人、金部門で15人が亡くなったと公表した。3月下旬の全国的な都市封鎖の開始時に、ほとんどの鉱山が操業を縮小し、Eskomが電力を供給するために必要な炭鉱を除いて、ケア&メンテナンスの状態に置かれた。6月1日以降、鉱山は段階的な操業を再開し、南アフリカの428,000人の鉱山労働者のほとんどすべてが仕事に復帰することができた。

鉱物評議会によると、これまでのCOVID-19感染者数は6,626人で、うち3,743人は回復し、復帰した。年齢別に見ると31~40歳の鉱山労働者が最も影響を受けている。プラチナ部門が最も感染者数が多く3,485人を記録し、金部門がそれに続き1,620人が感染した。プラチナ部門は業界最大の雇用主であり、ほとんどのプラチナ鉱山が位置する北西部では3,184人がCOVID-19に感染した。次いでGauteng州では1,064人感染している。石炭部門では974人が感染し、4人が死亡した。製錬所や精錬所を含むその他の部門では、547人の感染者と2人の死者が報告されている。

同国の鉱物評議会の広報担当者は、鉱業界での死亡者数は感染者100人当たり0.78人で、南アフリカの平均死亡率である感染者100人当たり1.41人を下回っていると述べた。また、鉱物資源エネルギー省は、感染防止のため鉱山に従業員のウイルス検査を増やすよう呼びかけた。

(石炭開発部 奥園 昭彦)

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