豪州:連邦ARENA、70百万AUD枠の水素製造助成金の企画競争でBHPなど7社を最終候補に決定

掲載日:2020年7月30日

7月20日付のメディアによると、再生可能エネルギー産業を支援する豪州連邦政府機関ARENA(Australian Renewable Energy Agency)は、2020年4月に発表した70百万AUDの再生可能エネルギー源水素製造助成金(Renewable Hydrogen Deployment Funding Round)に対する企画競争に関し、応募企業36社のうちBHPやWoodsideを含む7社を最終候補に決定したことが明らかになった。

この助成金は、連邦政府が温室効果ガス(GHG)低排出テクノロジーへの投資計画「Technology Investment Roadmap」で目標の一つに掲げた「2AUD/ kgのコストによる水素製造」の達成に貢献することや、電解槽テクノロジー開発の迅速化を目的とする。同助成金は、再生可能エネルギーを使用した電解槽による商業性を備えた水素製造プロジェクトを対象とし、電解槽の容量は10MW以上が望ましいとされている。

今回の最終候補に残った企業が申請する助成金額は総額200百万AUDとされ、申請対象であるプロジェクトの総価値は500百万AUDとされている。BHPは、Nickel Westが操業するWA州Kwinanaのニッケル精錬所に水素電解槽を導入する可能性を検討しているが、BHPの広報担当者はこれに関し「現在も調査段階であり、資本の手当は行われていない」と述べた。ARENAは2022年の建設開始に向けて、これら7つの最終候補の中から2プロジェクトを選出する予定である。

(シドニー事務所 Whatmore 康子)

おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとられた行動の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。

レポート一覧

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただくには、アドビシステムズ社から無償配布されているAdobe Readerプラグインが必要です。

ページの先頭へ