米国:米国とインドがクリーン・コール技術開発で協働

掲載日:2020年7月30日

7月18日の現地報道によると、比較的クリーンな方法でエネルギー需要にこたえる技術を開発するため、インドと米国が超臨界CO2サイクル1と先進的なクリーン・コール技術による発電の変革に関する研究を行うことを発表した。
 
これは7月17日、米国―インド戦略的エネルギー・パートナーシップに係る閣僚級会合の中で議論され、二酸化炭素回収・貯留を通じてCO2の低排出あるいは無排出の高効率石炭火力発電技術に関して協働してゆくことに合意したもの。
 
この協働は米国エネルギー省のFIRSTイニシアティブ2に注力するものであり、インドはパリ協定における気候変動対策目標を達成するため再生可能エネルギーを増やすことと並行して進める。
 
注1:これまでの火力発電所では水がタービン駆動媒体として利用されてきたが、超臨界CO2サイクルでは超臨界のCO2をタービン駆動媒体として利用し、媒体の相変化を起こさないため、エネルギー変換効率が向上することが期待される。
 
注2:FIRST(Flexible, Innovative, Resilient, Small, and Transformative)イニシアティブは、CO2がほぼ無排出で、安全、安定的、信頼性のある電力を供給するため次世代の石炭火力発電所を開発することを意図したもの。

(石炭開発部 弘中 孝宜)

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