豪州:Aurizon社の業績、2019/20年度は堅調も次年度はCOVID-19流行による原料炭の需要低下に影響を受ける見通し

掲載日:2020年8月20日

8月9日付の地元メディアによると、QLD州で石炭の鉄道事業を行うAurizon社は2019/20年度の業績発表において、同社石炭部門Aurizon Coalの石炭輸送事業における輸送量が214百万トン、EBITが前年度比1%減の411百万AUDとなり、COVID-19流行にほとんど影響を受けなかったことを明らかにした。また、同社がQLD州政府と締結した99年リースに基づき運営するCentral Queensland Coal Network(CQCN)鉄道網の事業に関しては、利用顧客である炭鉱企業から得る使用料などに基づくEBITが469百万AUDと前年度比17%増となったとされている。

その一方でAurizon社は2020/21年度の見通しについて、インドや日本の鉄鋼生産がCOVID-19流行により低下して原料炭の需要が減る見通しであることから、石炭輸送量は210百万~220百万トン/年と横ばいになり、CQCNにおける石炭輸送使用量も、同社がQLD州競争局(Queensland Competition Authority:QCA)から認可を受けている数量239百万トン/年を下回ることになると予測している。

(シドニー事務所 Whatmore 康子)

おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとられた行動の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。

レポート一覧

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただくには、アドビシステムズ社から無償配布されているAdobe Readerプラグインが必要です。

ページの先頭へ