ウクライナ: ナディヤ炭鉱で給与未払に対する坑内スト

掲載日:2020年9月10日

9月2日の地元報道によると、ウクライナ西部リヴィウ地方にあるナディヤ(Nadiya)炭鉱で、26名の炭鉱労働者が、給与未払いに抗議し、8月28日から坑内に留まりハンガーストライキを行っているという。給与は5か月間未払いのままとウクライナ鉱業労働者独立労働組合長Mykhailo VolynetsはSNSで報じており、その額は200万$に達する。他にも炭鉱労働者の家族が道路封鎖を計画等の状況にあった。

これまでナディヤ炭鉱からは電力会社Centrenergo向けに石炭供給されていたが支払滞納が問題となっていた。エネルギー省はこれら問題解決のため、9月3日の公式発表で、Nadiya炭鉱を保有する国営企業「Kaluska TPP-NOVA」に対しナディヤ炭鉱への石炭製品分約370万UAHの給与支払を要請し、電力会社Cetrenergoは給与未払い充当のため約500万UAHをナディヤ炭鉱向けに譲渡した事を公表した。

その後の報道では5日間ストは継続され途中2名が体調を崩して地上に戻った他、5日の地元報道ではストを解除、地上に戻ったという。

(石炭開発部 宮崎 渉)

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