ポーランド: 炭鉱閉鎖は不可避と副首相

掲載日:2020年9月10日

9月2日の地元報道によると、サシン副首相は、EU気候政策に照らして化石燃料の段階的廃止が避けられないため、ポーランドは今後数十年で炭鉱を閉鎖する、述べたという。
 
政府は、炭鉱労働組合と共に9月末までに石炭業界のリストラ計画策定を目指していたが、2炭鉱閉鎖計画に対して組合からの反対に遭い、計画を取り下げている(2020.8.6付『PGG社による炭鉱閉鎖計画、労組が拒否し棚上げ』参照)。
 
サシン副首相は地元ラジオ番組で「炭鉱閉鎖プロセスは、EUのエネルギー及び気候政策に非常に関連しており、不可避である。このプロセスは数十年継続し、その間に炭鉱は閉鎖される」と語った。
 
あわせて、サシン副首相は、ポーランド中央部ズロチェフにある新規露天掘褐炭炭鉱開発への投資計画について「これは環境許可の問題であり、もう1つは、20~30年以内にこれらの投資が必要なのかという問題がある」と疑問を呈した。

(石炭開発部 宮崎 渉)

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