コロンビア:憲法裁判所、Cerrejon社に対しWayuu族保護のための措置を命令

掲載日:2020年10月8日

9月17日の現地報道によると、憲法裁判所法廷は、La Guajira県の先住民Wayuu族を炭鉱の悪影響から保護することを意図した2019年の憲法裁判所裁定T-614号に対して、Cerrejon 社が提出した部分的無効の申請を却下した。

この裁定は、Alberto Rojas Rios裁判官により下されたもので、先住民族の健康と健全な環境への権利を保護する内容であり、今回の法廷で同社の要請は9対0で却下された。

同裁定では、Cerrejon社に対し、1か月以内に緊急な臨時措置を講じ、先住民居住区の大気の質が改善するよう、粒子状物質の排出をコントロールするよう命じた。また、同期間に、その活動が先住民に生み出すリスクを減らすための緊急の臨時措置を講じることも命令している。

具体的な活動としては、居住区の住宅、住民が利用する井戸、植生の炭塵の徹底的な清掃、また騒音レベルを低減するための計画立案、炭鉱からの排出による水源の汚染防止、火災予防活動の導入、居住区から5キロメートル以内にある石炭層で発生する火災を即時に消火する活動を行わなければならない。

(リマ事務所 栗原 健一)

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