米国:米国エネルギー省がSan Juan石炭火力発電所のCCUS改修を支援

掲載日:2020年10月15日

10月6日の現地報道によると、米国エネルギー省(DOE)は、ニューメキシコ州のSan Juan石炭火力発電所をCCUS(炭素回収利用・貯蔵技術)で改修することは、再生可能エネルギーで発電所を置き換えるよりも、地域に多くの雇用と税収をもたらすとする報告書を発表した。

Mark Menezesエネルギー副長官は、10月5日にニューメキシコ州Albuquerque市で行われたイベントで報告書の調査結果を発表した。Menezes氏と、昨年同発電所の改修を提案したEnchant Energy社の代表者、ニューメキシコ州Farmington市政府関係者やプロジェクト関係者が、Enchant Energy社のFacebookページのライブストリームに参加した。

Menezes氏は「排出ガスを発生させる燃料を駆逐するのではなく、同じ燃料から生産しながら排出ガスを削減することができた。私たちは、この素晴らしいプロセスをさらに発展させていきたい」「CCUSは、驚くべきイノベーションであり、二酸化炭素排出量をゼロにし、化石燃料を再生可能エネルギーと同じように排出量をゼロにする可能性を秘めている」「DOEの目標は、先進的なCCUS技術を商業化し、世界中の発電所で使用できるようにすることだ」と述べた。また同氏は、CCUS技術のコストが依然として障害となっていることを認め、「国立研究所やニューメキシコ州鉱山技術研究所の研究に加えて、Enchant Energy社が行っている研究は、これらのコストを下げるためのものである」と述べた。

(石炭開発部 弘中 孝宜)

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