インドネシア:Adaro Energy社、原料炭生産倍増へ

掲載日:2020年10月29日

10月21日の地元報道によると、インドネシア証券取引所(IDX)上場のPT Adaro Energy社は、市場の成長を活かすべく、中央カリマンタンにおける同社のAdaro Met Coal (AMC) プロジェクトの原料炭の生産を2021年に少なくとも倍増する計画を持っている。

同社CFOのLie Luckman氏は、20日にインドネシアのエネルギー・鉱業に関するニュース速報サイトPetromindo.Comにて、2021年の石炭生産量は少なくとも2.2百万トンになると見込んでおり、1.1百万トンと予想される2020年の生産量から倍増させる、と語った。

同氏は、中央カリマンタンの中心という地理的な位置を考えるとAMCを発展させていくことはかなり挑戦的なことである、と述べている。

Luckman氏は、多くの精錬業者がインドネシアで事業を開始しており、また、石炭消費国の供給の多様化が進んでいることから、原料炭には国内・輸出市場において明るい展望がある、と述べている。

Adaro Energy社のホームページによれば、AMCとは中央・東カリマンタン州にて7つの鉱区の石炭鉱業事業契約(CCoW)を持つ7社の企業グループを指している。7つのCCoWの鉱区があるMaruwai石炭鉱床には、世界最大の比較的未開発の状態の原料炭が存在する。現在、これらCCoW事業契約内の原料炭資源は12.7億トン、埋蔵量は54.4百万トンある。

(石炭開発部 佐藤 譲)

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