ボツワナ:Morupule石炭会社、新規炭鉱の稼働で35%の増産

掲載日:2020年12月10日

12月7日付の現地報道によると、国営Morupule石炭会社(MCM)は、7日、ボツワナ中央部で開発中の新規露天掘り炭鉱の完成後には、生産量を35%増やし、2021年の生産量を380万トンに引き上げる、と発表した。同国には、推定で2,120億トンの石炭資源が賦存しているにもかかわらず、民間企業であるMinergy社が、2019年に生産能力120万トン/年を持つ新規炭鉱を開発するまで、MCM社は、ボツワナで唯一の稼働炭鉱を有する石炭会社だった。

MCM社は、現在坑内掘りで年間280万トンを生産し、近隣の2つの石炭火力発電所に供給する他、一部を南アフリカ、ナミビア、ジンバブエに輸出している。MCM社の広報担当者Boineelo Seitshiro氏は、新規露天掘り炭鉱は2019年9月に操業を開始しており、2021年末までには本格操業できるものと見ている、と述べた。

現在ボツワナの国全体での需要電力は600MWだが、輸入を減らしつつ電力輸出も視野に入れているため、今後6年間に太陽光発電と石炭火力発電で発電量を倍増させる計画である。

(石炭開発部 奥園 昭彦)

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