インドネシア: PT Bukit Asam社、石炭・DMEプロジェクトへの署名は12月に延期

掲載日:2020年12月17日

12月8日付の地元報道によると、インドネシア証券取引所(IDX)上場の石炭採掘会社PT Bukit Asam社(PTBA)によると、当初11月を予定していた南スマトラでの石炭・DME(ジメチルエーテル)プロジェクトに関する最終合意は現在12月に締結される見通しである。

2019年、PTBA社、PT Pertamina社、Air Products and Chemicals社の3社により南スマトラ州タンジュンエニムにて21億米ドル規模の石炭ガス化プロジェクトの開発に関して最初の合意が締結された。このプロジェクトの目的は石炭からDMEを生産することであり、DMEでLPGを代替することによってインドネシアのLPG輸入量を減らすことができる。この計画では、PTBA社は原料の石炭、DMEプラントの土地、関係インフラを提供し、Air Products and Chemicals社は出資および技術提供、Pertamina社はオフテイカーとして生産されたDMEを引き受ける役目をそれぞれが担う。

PTBA社の取締役社長であるArviyan氏は、最終合意が締結されれば、2021年の中頃には建設に着工し、2024年の第二四半期での操業開始を目標としていることを国会議員たちに対して語っている。「2025年には、我々は最大で40%の(プロジェクトにおける)権利を取得するオプションを持っている。そして20年後には、PTBAとPertamina社によるジョイントベンチャーが(DME)プラントを保有することになる。」と同氏は語っている。

同氏は、石炭のガス化はPTBAの低品位炭を含む同国の膨大な石炭埋蔵量の市場拡大に向けた取り組みの一環であると述べた。

(石炭開発部 佐藤 譲)

おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとられた行動の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。

レポート一覧

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただくには、アドビシステムズ社から無償配布されているAdobe Readerプラグインが必要です。

ページの先頭へ