中国:輸入炭価格が急上昇

掲載日:2021年1月7日

12月22日の現地報道によると、現時点で石炭先物が770元/トンの高値を付けており、石炭現物は670元/トン、一番安い輸入炭は550元/トン※注である。

価格の上げ幅からみれば、先物価格が最も安定しており、10日前から値段が変わっていない。秦皇島港5,500kcal/kgの現物価格は10日間で約20元/トン上昇、輸入炭の上げ幅は半月近くで約100元/トンとなった。

今日智庫(コンサル会社)の中国石炭データによると、12月21日の指導価格の秦皇島港5,500kcal/kgスポット価格が671元/トンで、10日前の12月11日から21元/トン上昇している。平均で1日当たり約2元上昇したが、予想より上げ幅が小さい。最近、工場に着く輸入炭が増加し、国内の輸送価格も徐々に落ち、北方港湾の石炭在庫も徐々に増加していることから、先物価格の上昇は抑えられると考えられる。


注:550元/トンはCIF価格であり、港雑費、通関費などは含まれていない。

(北京事務所 塚田 裕之)

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