インドネシア:インドネシア政府、石炭価格の上昇が続けば目標生産量の上方修正も

掲載日:2021年1月21日

1月7日付の地元報道によると、エネルギー・鉱物資源省は、このまま石炭の価格上昇が続けば、今年の石炭の目標生産量を上方修正する可能性がある。

インドネシア政府は2020年の石炭生産量の目標値を2019年と同じ550百万トンに設定した。横ばいの目標値となったのは石炭価格を支えるためであった。

世界経済を鈍化させ、各国でロックダウン実施の原因となっているCOVID-19の世界的流行のせいで石炭の需要は低下し、石炭価格には1月から10月まで下方圧力がかかっていたが、10月の中旬から昨年末にかけて回復に転じていた。少なくとも第一四半期または第二四半期までは2020年もこの石炭価格の上昇傾向が続くと期待しているものもいるが、これは世界経済の回復とパンデミックの収束次第であろう。

2020年の国内石炭生産量は558百万トンと、当初の目標値である550百万トンを少し上回った。一方、国内石炭消費量は132百万トンで、パンデミックの影響により、当初の目標値であった155百万トンを下回った、と同省のArifin Tasrif大臣は述べている。

同氏によると、2021年の国内石炭消費量の予測値は137.5百万トンと述べている。

(石炭開発部 佐藤 譲)

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