インドネシア:エネルギー・鉱物資源省、2024年~2025年に3つの石炭化学プロジェクトの操業を発表

掲載日:2021年1月28日

1月17日付の地元報道によると、エネルギー・鉱物資源省の鉱物石炭総局は、2024年から2025年にかけて3つの石炭化学プロジェクトが操業することを発表した。

1つ目のプロジェクトは、PT Bumi Resources社、Ithaca Group、Air Products社のコンソーシアムとして、PT Kaltim Prima Coal社(KCP)が進める石炭からメタノールを製造するプロジェクトである。

東Kalimantan州Bengalonでのこのプロジェクトは2025年の操業を目指している。同プロジェクトでは年間5~6.5百万トンの石炭から1.8百万トンのメタノールを生産することになっている。現在のプロジェクトの進捗状況は依然としてフィージビリティ・スタディ、及び事業計画の最終調整の段階のままである。

2つ目のプロジェクトは、PT Bukit Asam社、PT Pertamina(Persero)社、及びAir Products社のコンソーシアムによる石炭からジメチルエーテル(DME)を製造するプロジェクトである。南Sumatra州Tanjung Enimでのこのプロジェクトは2024年の操業を目指している。

同プロジェクトでは年間6.5百万トンの石炭から1.4百万トンのDMEを生産することになっている。現在のプロジェクトの進捗状況は依然としてフィージビリティ・スタディ、LPG代替のためのDME補助金スキーム、そして事業計画の交渉の最終調整の段階のままである。

3つ目のプロジェクトは、PT Arutmin Indonesia社による石炭からメタノールを製造するプロジェクトである。南Kalimantan島のIndonesian Bulk Terminal(IBT)でのこのプロジェクトは2025年の操業を予定している。

同プロジェクトでは年間6百万トンの石炭から2.8百万トンのメタノールが生産される。プロジェクトの現状はフィージビリティ・スタディの最終段階である。

(石炭開発部 佐藤 譲)

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