中国:国内最大規模のCCS回収モデルプロジェクトの建設が完了

掲載日:2021年2月4日

1月27日の現地報道によると、国家能源集団国華錦界発電所において、国内最大規模となる15万トン/年のCO2回収・貯留モデルプロジェクト(以下、CCSモデルプロジェクト)は一度正常に電源が入った。これにより同プロジェクトの建設が完了し、テスト調整段階に入る。

同プロジェクトは国華電力の省エネ・低炭素開発の実現化事例であり、2018年に陝西省重点建設事業、国家能源集団の主要科学技術革新事業に指定され、国家重点研究開発計画「CO2回収の高性能吸収剤、吸着材料と技術」の支援を得ている。

CCS実証プロジェクトが稼働した場合、二酸化炭素回収率90%以上、二酸化炭素濃度99%以上を達成し、性能は国際的にもトップレベルに達し、中国の石炭火力発電所における大規模な二酸化炭素回収を技術的に支援するとともに、パリ協定の枠組みの下での二酸化炭素排出削減目標への貢献が可能になる。CCSは環境・社会的利益が大きく、中国の「二酸化炭素排出のピークアウト」や「カーボンニュートラル」に大きく貢献する。

(北京事務所 塚田 裕之)

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