中国:環渤海港湾の石炭価格が半分近く下落

掲載日:2021年2月18日

2月7日の現地報道によると、環渤海港湾の滞船が減り、石炭在庫が引き続き増加し、市場の購入意欲が平常に戻っている。市場石炭価格は1月18日より下落し、最高の1,150元/トンから2月7日には680元/トンに下落した。下げ幅は40.8%となった。

春節が近づき工業企業が生産を停止、1日当たりの石炭消費が低下しているため、春節までの港湾石炭価格は上値が重く推移する見通し。現在の港湾石炭価格の下げ幅からみれば、石炭価格はあと約60元/トン下落し、620元/トン(神華能源の月間長期契約近く)当たりに安定する見込み。

現在、沿岸6大発電所の1日当たりの石炭消費量は53万トンとなり、最も消費量が多かった日と比べ36.1%低下した。1月前半は石炭の供給不足であったが、現在は需給が均衡しており、これに輸入炭の補充が加わったため、重点発電所と沿岸発電所の石炭在庫が下げ止まって安定的となり、石炭在庫の利用可能日数が大幅に増加した。

(北京事務所 塚田 裕之)

おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとられた行動の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。

レポート一覧

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただくには、アドビシステムズ社から無償配布されているAdobe Readerプラグインが必要です。

ページの先頭へ