中国:カーボンニュートラルに関する中国科学院大連化学物理研究所所長コメント

掲載日:2021年2月18日

1月26日の現地報道に中国科学院大連化学物理研究所の劉中民所長のインタビューが掲載された。

質問:短期的に、再生可能エネルギーと石炭など化石エネルギーとの全面代替は実現できるか?

劉中民所長:エネルギー源のクリーン化は国際的な傾向である。中国は高炭素から低炭素、無炭素への過度期にある。中国のエネルギー総需要量は今後も増加するが、再生可能エネルギーによる石炭供給の全面的な代替の条件は備えられていない。

質問:長期的に、「炭素排出ピークアウト」、「カーボンニュートラル」の炭素排出目標を如何に実現するか?

劉中民所長:「炭素排出ピークアウト」、「カーボンニュートラル」の目標はCO2の排出禁止ではなく、CO2排出を削減しながら、CO2吸収を促進し、吸収量によって排出量を相殺する。炭素排出削減の実現の全体的な方向は再生可能エネルギーの発展である。再生可能エネルギーの発展によって、化石エネルギーのエネルギー体系全体での割合を低下させる。

(北京事務所 塚田 裕之)

おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとられた行動の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。

レポート一覧

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただくには、アドビシステムズ社から無償配布されているAdobe Readerプラグインが必要です。

ページの先頭へ