豪州:NSW州政府、温室効果ガス低排出技術の開発を支援するために総額750百万AUDの助成枠を設けることを発表

掲載日:2021年3月11日

3月8日付の地元メディアによると、NSW州政府は、同政府が温室効果ガス(GHG)低排出技術の開発を支援するという目的のもと、2021~2030年の期間に総額750百万AUD枠の助成を行う「Net Zero Industry and Innovation」プログラムを発表した。

NSW州政府によると、同プログラムは、同政府がNSW州におけるGHG排出量を2050年までに実質ゼロとするという目標のもとに2020~2030年に実施する計画「Net Zero Plan Stage 1: 2020–2030」の一環であり、750百万AUDの助成枠のうち、380百万AUDがGHG排出量の高い既存事業のインフラ開発などを通したGHG排出量削減に、175百万AUDが再生可能エネルギーを利用した水素製造などのGHG低排出事業に、195百万AUDがクリーンエネルギーの新テクノロジーに関するR&Dにそれぞれ充当されるとされている。

NSW州Matt Keanエネルギー環境大臣によると、現在、NSW州ではGHG排出量の30%が同州で最も規模の大きな工業施設55件の排出で占められているが、これらの施設がNSW州の経済に与える貢献度が高いことからも、同州の雇用安定と経済の耐久性を維持するには工業施設におけるGHG排出を削減することが重要であるとされている。

(シドニー事務所 Whatmore 康子)

おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとられた行動の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。

レポート一覧

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただくには、アドビシステムズ社から無償配布されているAdobe Readerプラグインが必要です。

ページの先頭へ