中国:第14次「五ヵ年計画」末に中国の石炭生産量を41億トン/年に抑制

掲載日:2021年3月11日

3月4日の現地報道によると、中国煤炭工業協会は3月3日に『2020石炭産業発展年度報告』を公表した。同報告によると、2020年中国の石炭生産量は39億トンであり、2019年比1.4%増加した。第14次五ヵ年計画最終年にあたる2025年に、国内の年間石炭生産量を41億トンに抑制し、年間石炭消費量を約42億トンに抑制する。

2020年末時点で、中国の炭鉱数は約4,700ヵ所であるが、第14次五ヵ年計画期に炭鉱数を約4,000ヵ所に削減し、スマート化炭鉱1,000ヵ所以上を建設する。1千万トン級の露天掘り炭鉱65ヵ所を建設し、その生産能力は10億トン/年に相当する。世界的に競争力のある一流の石炭企業3~5社を育成する。企業の合併、再編を推進し、年間生産量1億トン級の石炭企業10社を立ち上げる。掘削工程の75%以上、採炭工程の90%以上を機械化する。

今後、石炭産業の集中度を大幅に引き上げる。現在、トップ8社の原炭生産量は18.55億トンであり、全国の生産量の47.6%を占める。石炭企業の合併、再編によって、この割合を更に引き上げる。

(北京事務所 塚田 裕之)

おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとられた行動の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。

レポート一覧

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただくには、アドビシステムズ社から無償配布されているAdobe Readerプラグインが必要です。

ページの先頭へ