英国:HSBC、石炭業界向け融資を2040年までに停止する計画発表

掲載日:2021年3月18日

3月11日付報道によると、英金融大手HSBCホールディングスは、パリ協定目標に整合するよう短期・中期の融資を調整、石炭業界向け支援をEU・OECD諸国では2030年までに、その他地域では2040年までに停止する事を約束する株主決議を提出したという。

この提案は、英非営利団体ShareActionと、1月に気候変動への取り組み強化を義務づける独自の議案を提出していたAmundiSAや英ヘッジファンドManGroupPlcを含むHSBC株主グループとの話し合いの結果として作成された。HSBCは「ShareActionと15の主要投資家は、5月28日の年次総会では動議を撤回し、代わりに銀行提案への支持に合意した」と声明で述べた。ShareActionは「株主の確固たる関与が具体的な成果につながり得ることが今日の発表によって示された。銀行業界にとって重要な前例を作った」とコメントした。

HSBCは2020年10月、2050年までにCO2排出ネットゼロ方針を示していたが、化石燃料関連会社への融資に直接対応してないとの批判を受けていた。

(石炭開発部 宮崎 渉)

おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとられた行動の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。

レポート一覧

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただくには、アドビシステムズ社から無償配布されているAdobe Readerプラグインが必要です。

ページの先頭へ