ギリシャ:欧州委員会、PPC向け補償要求に好意的

掲載日:2021年3月18日

3月8日付地元報道によると、欧州委員会(EC)はギリシャ国営電力会社PPC(Public Power Corporation)の褐炭火力発電所向け補償要求を好意的に捉えていると、同日スクレカス(Kostas Skrekas)エネルギー大臣は欧州競争委員会のベスターガー(Margrethe Vestager)委員との電話会議後に発表した。
 
欧州の他の電力会社の事例に倣い、PPC社は欧州委員会競争総局に、2021~23年の石炭火力発電所撤退と待機状態の維持に対する5億3,000万ユーロの補償を求める申請書を提出した。
 
同省によると、ベスターガー氏は、欧州委員会はPPCの4つの褐炭炭鉱と発電ユニット閉鎖のためのイニシアティブを前向きに捉えており、この措置の適用のための法的根拠を検討していると宣言した。EUは既にEU域内の30の石炭発電所に対する補償策を承認しており、ドイツの褐炭発電所廃止に対する40億ユーロの補償について現在調査している(2021.03.11付『欧州委員会、ドイツの石炭発電所補償計画に対する詳細調査を実施』参照)。

(石炭開発部 宮崎 渉)

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