インドネシア:インドネシア政府、石炭残留物を危険・有害廃棄物リストから除外

掲載日:2021年3月25日

3月15日付の地元報道によると、政府は、石炭火力発電所(PLTU)から発生する石炭残留物を危険・有害廃棄物(B3)のリストから除外する。

・火力発電所から出される石炭廃棄物の使用許可は52箇所に出されている。
・FABA(飛灰・主灰)は重金属を含んでおり、公衆衛生や環境にとって有害であるといわれている。
・石炭事業者たちは、政府に対し、工業用ストーブ燃焼により発生する石炭残留物についても削除するよう促している。
 
発生した石炭残留物は、現在、建築・道路建設資材用に加工処理が可能となる。
 
今後10年間、35GW発電計画によって、国内の石炭消費量は153百万トン/年に達する可能性がある。これにより、少なくともPLTUの運転により発生する潜在的なFABAの量は15.3百万トンに達する可能性がある。
 
エネルギー・鉱物資源省の電力総局長であるRida Mulyana氏によると、「当初はやっかいなものと見られていたFABAは、今や有り難いものへと変わり、MSMEを含む様々な関係者に利用されている」と述べている。

(石炭開発部 佐藤 譲)

おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとられた行動の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。

レポート一覧

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただくには、アドビシステムズ社から無償配布されているAdobe Readerプラグインが必要です。

ページの先頭へ