ロシア:極東港湾の石炭積み出しに環境税を検討

掲載日:2021年4月1日

3月10日付の現地報道によれば、極東・北極開発省のチェクンコフ大臣は、極東地域の港湾における石炭積み出しに対して1トンあたり25RUB(約0.34USD)程度の環境税を導入することにより、極東におけるエコ・ツーリズム発展のための基金を設立することを提案した。プーチン大統領が参加して行われたロシア政府閣僚の会議で発言した。

同大臣は、環境税を船主から徴収することができるのではないかとし、極東地域の港湾から石炭を積みだす船舶のほとんどは外国船籍であることを付け加え、また1トンあたり25RUBという税額は、石炭ビジネスにおけるマージンのわずか1%ほどであると指摘した。年間25億RUB(約3,400万USD)以上の追加歳入が見込まれるとのこと。

ノヴァク副首相はこの提案に対して、先日行われた石炭産業発展の会議において港湾利用にかかる税負担の増加については討議されなかったことに触れて、追加的な協議が必要であると述べ、大統領もそれに賛成した。

(モスクワ事務所 屋敷 真理子)

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