豪州:豪州産一般炭がNSW州での豪雨による炭鉱操業や石炭輸出への影響を背景に高騰、105USD/トンと2018年10月以来の高値に

掲載日:2021年4月1日

3月23日付の地元メディアによると、NSW州で炭鉱の操業や石炭の輸送及び輸出が、3月15日の週から続いている豪雨の影響を受けて支障が生じていることを背景に、豪州産一般炭の価格が高騰していることが明らかになった。Wood Mackenzie社は、NSW州で生産される高発熱量一般炭(6,000kcal/kg)の価格が、3月22日の週には105USD/トンと、2020年8月の価格である49USD/トンから2倍以上に値上がりして2018 年10月以来の最高値となったとしている。

一方、世界最大級の石炭輸出港であるNSW州Newcastle港では、3月19~22日における船舶の入出港数が豪雨や強風によって通常時の平均数と比較して33%低下し、滞船数が40隻に増加しているほか、コールターミナルへの石炭輸送も鉄道会社Australian Rail Track Corporationの運営するMaitland‐Newcastle間の鉄道路線が3月24日夜半まで閉鎖される見通しであることなどから遅延が続くものとされている。

(シドニー事務所 Whatmore 康子)

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