中国:需給逼迫に対応し、1,000万トン超の石炭備蓄を放出へ

掲載日:2021年7月29日

7月15日付の現地報道によると、国家発展改革委員会は2021年以降、石炭の需給状況に応じ、4回にわたって500万トン以上の国家石炭備蓄を市場に放出してきた。主に、石炭需要の増加とそれに伴う価格急騰が見られた際に、特に需給逼迫が激しい地域において石炭備蓄の放出を実施し、需給緩和とともに価格高騰抑制の効果を上げてきたとされている。

国家発展改革委員会によると、現在中国国内には、1億トンを超える量の政府調達可能な石炭備蓄能力が備わっており、備蓄基地には現在、約4,000万トンの石炭在庫がある。

夏のピークにおける石炭供給を確保するため、このたびの計画では1,000万トン以上の石炭備蓄を放出する予定となっている。全国数十ヵ所の石炭備蓄基地と関連港湾が、需要に応じて随時市場に石炭を放出する。さらに今後、石炭の安定供給を確保するため、需給の状況に応じ、石炭備蓄の市場放出を数回に分けて実施するとされている。

(北京事務所 塚田 裕之)

おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとられた行動の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。

レポート一覧

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただくには、アドビシステムズ社から無償配布されているAdobe Readerプラグインが必要です。

ページの先頭へ