中国:SINOPEC山西支社が美錦能源と戦略提携協定を締結

掲載日:2021年8月26日

8月6日付の現地報道によると、5日午後、SINOPEC山西支社は山西美錦能源株式会社と山西省清徐県の美錦華盛高純水素工場で戦略的提携枠組み協定を締結した。

両社は今後、主に水素の製造・貯蔵・輸送といった同エネルギーの利用分野で協力を行う。目下、両社はSINOPEC山西支社管轄下にあるガソリンスタンドの改造プロジェクトの他、山西地区に新設された水素ステーション、ガソリン・水素総合スタンドの分野において、商用物流車両や公共交通システムの水素車両モデル構築のために関連サービスを提供するとしている。

当該提携プロジェクトでは、両社の協力体制のもと2025年までに山西省内でガソリン・水素混合スタンドを30ヵ所建設する計画としている。このうち、太原市轄区に10ヵ所、晋中、長治、大同などで合計20ヵ所を建設する。

SINOPECは今年2月、第14次「五ヵ年計画」期間中に、水素を中心とする新エネルギー業務進展の加速を宣言している。水素エネルギー交通と水素ベース精錬の両分野において水素エネルギー全産業チェーンを速やかに推進し、水素ステーション及びガソリン・水素スタンドを合計で1,000ヵ所、分散型の太陽光発電所を7,000ヵ所建設する計画としている。

美錦能源は2020年11月、今後3~5年の間に水素ステーションを100ヵ所(ガソリン・水素・ガス・電気の総合スタンドを含む)建設する計画を公表した。同社は現在、既に水素ステーション8ヵ所を建設済みであり、同建設・運営等の分野で知見を有するとされている。

(北京事務所 塚田 裕之)

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