コロンビア:Rosario大学がGoogleの支援を得て露天掘りでのモニタリングプラットフォームを開設

掲載日:2021年10月14日

9月29日の現地紙によると、Rosario大学Alejandro Cheyne学長は、プラットフォームCoMiMo(Colombian Mining Monitoring、https://comimo.sig-gis.com/)を開設した。これを通じて、公的機関、民間機関等誰もが、国内の露天掘り採掘でのモニタリングを行うことが可能となる。

経済学部所属でプロジェクトリーダーであるSantiago Saavedra教授は、「CoMiMoにより、鉱業が行われている場所が鉱業権の与えられた地域なのか、それ以外かを見ることができ、違法鉱業活動の探知に役立つ。また全国いずれの市でも、新たな鉱業活動の出現について電子メールでアラートを受信することができる。」と、説明した。Saavedra教授を筆頭とする研究チームは、衛星画像を使って鉱山を特定するためのアルゴリズムを生み出した。そして、2019年にソーシャルイノベーションを支援するためのコンクール「Google AI Impact Challenge」に応募し、世界で2,000件以上の参加があった中で、スペイン語圏の国のプロジェクトとしては唯一選ばれたものとなり、開発のための資金援助を得た。

CoMiMoは現在、無料で利用可能なものとしては最も解析度の高いノルウェー政府のNICFIイニシアティブ(Norway's International Climate and Forest Initiative)により提供される画像を利用しており、毎月全国の露天掘り鉱業の分析を行っている。

(リマ事務所 初谷 和則)

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