ロシア: メチェル社情報
掲載日:2016年6月2日
5月15日の現地報道によれば、対外経済銀行(VEB)は今のところ、エリガ炭鉱開発への融資を再開しておらず、これが同プロジェクトの主要リスクの一つとなっている。メチェル社は報告書の中で、同行が融資を完全に停止してしまう可能性も否定していない。同社はエリガ炭鉱開発プロジェクトにすでに630億ルーブルを投資済みで、さらに今後の発展のために多額の投資を必要としているが、今後3年間でわずか63億ルーブルの投資力しかない。
2014年3月にVEB銀行は、メチェル社に対して25億米ドルのプロジェクトファイナンスを承認、同社は第1トランシェ約1.5億米ドルを受領し、残りはElga~Ulag鉄道支線をElgaugolの資産に移した後受領する予定だったところ、資金難に伴う同支線の売却交渉のためにストップしていた。資産移譲は2016年初めに行われたが、債務再編過程でElgaugolのシェア49%がGazprombankに渡り、鉄道支線は別会社に移譲されている。
2014年3月にVEB銀行は、メチェル社に対して25億米ドルのプロジェクトファイナンスを承認、同社は第1トランシェ約1.5億米ドルを受領し、残りはElga~Ulag鉄道支線をElgaugolの資産に移した後受領する予定だったところ、資金難に伴う同支線の売却交渉のためにストップしていた。資産移譲は2016年初めに行われたが、債務再編過程でElgaugolのシェア49%がGazprombankに渡り、鉄道支線は別会社に移譲されている。
(モスクワ事務所 屋敷 真理子)
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