フィリピン:環境天然資源省の地方事務所 ニッケル鉱山に操業停止命令
掲載日:2017年8月24日
8月18日付けの地元報道によると、環境天然資源省(DENR)環境管理局のMimaropa地方事務所は、Palawan州Brooke’s PointのIpilan Nickel社に対して、環境適合証(ECC)を得ずにニッケル鉱山を操業しているとして操業停止命令を出した。2016年12月、DENRは前長官時代に、ECCに関する順守事項を守らなかったとして同社のECCを破棄していた。
同社は、フィリピン証券取引所に上場する鉱山企業で、Global Ferronickel(GFI)社の子会社。GFI社は中国向けにニッケル鉱石を出荷、ニッケル価格の高騰で上半期の純益は1.488億ペソに拡大している。
注) 1 フィリピン・ペソ = 2.13 円 (2017年8月18日現在)
同社は、フィリピン証券取引所に上場する鉱山企業で、Global Ferronickel(GFI)社の子会社。GFI社は中国向けにニッケル鉱石を出荷、ニッケル価格の高騰で上半期の純益は1.488億ペソに拡大している。
注) 1 フィリピン・ペソ = 2.13 円 (2017年8月18日現在)
(石炭開発部 辻 誠)
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