コロンビア:環境ライセンス庁(ANLA)がDrummond社に罰金を課す、同社は反論
掲載日:2018年1月25日
1月18日付けの地元メディアによると、環境ライセンス庁(ANLA)がDrummond社に罰金を課したことに対して、同社は反論の声明を発表したと報じた。
ANLAは、Drummond社に対して、同社が保有する鉱区に近い、Plan Bonito地区、El Hatillo地区、並びに、Boquerónc地区の3つの地域に居住する住民の住居について、規定の期日までに、適切な住居の移転、再定住が出来るよう対策を講じなかったことを理由に罰金を課した。これに対して、同社が反論の声明を発表したもの。
Drummond社によると、Plan Bonito地区については、移転アクションプラン(PAR)の策定後、2014年6月に、この地域に住む全住民の住居移転を実行していること。また、El Hatillo地区については、2017年12月に153項目に及ぶアクションプランにANLAとDrummond社の両者にて、同意が成立していると指摘した。
また、これら移転手続きの過程において、同社は常に地域住民との対話を重ねてきたことや、手続きについての状況を常に行政監督庁やオンブズマンに報告しており、 ANLAはこの制裁決定について、再考すべきと述べた。
ANLAは、Drummond社に対して、同社が保有する鉱区に近い、Plan Bonito地区、El Hatillo地区、並びに、Boquerónc地区の3つの地域に居住する住民の住居について、規定の期日までに、適切な住居の移転、再定住が出来るよう対策を講じなかったことを理由に罰金を課した。これに対して、同社が反論の声明を発表したもの。
Drummond社によると、Plan Bonito地区については、移転アクションプラン(PAR)の策定後、2014年6月に、この地域に住む全住民の住居移転を実行していること。また、El Hatillo地区については、2017年12月に153項目に及ぶアクションプランにANLAとDrummond社の両者にて、同意が成立していると指摘した。
また、これら移転手続きの過程において、同社は常に地域住民との対話を重ねてきたことや、手続きについての状況を常に行政監督庁やオンブズマンに報告しており、 ANLAはこの制裁決定について、再考すべきと述べた。
(リマ事務所 栗原 健一)
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