フィリピン:インドネシア・マレーシアからのパーム油輸入急増 関税復活を検討
掲載日:2018年12月6日
11月23日付けの地元報道によると、農業省の長官は、2017年度のインドネシア、マレーシア両国からのパーム油輸入量が前年度比10倍と急増したことから、パーム油輸入への関税復活を検討していると発表した。
2017年度、インドネシア・マレーシアからのパーム油輸入量は合計2万トン、東南アジア諸国連合(ASEAN)自由貿易協定に基づきパーム油輸入への関税は免除されている。しかし、フィリピンでは、海外からのパーム油の輸入増加により国内のココナツ油の燃料の生産地渡し価格が下がっているとのこと。
2017年度、インドネシア・マレーシアからのパーム油輸入量は合計2万トン、東南アジア諸国連合(ASEAN)自由貿易協定に基づきパーム油輸入への関税は免除されている。しかし、フィリピンでは、海外からのパーム油の輸入増加により国内のココナツ油の燃料の生産地渡し価格が下がっているとのこと。
(石炭開発部 辻 誠)
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