ベトナム:海外直接投資増加 ベトナムには環境問題

掲載日:2018年12月20日

12月4日付けの地元報道によると、海外からの直接投資(FDI)は大きな実績を上げているが、環境汚染リスク面では不安視されている。専門家は政府に対して、FDI誘致の視点を変更すべきだと主張した。

11月中旬にPapua New Guineaにて開催されたAPEC会議では、ベトナムはAPEC域内では海外投資家が注目する最大国であると分かった。2017年のFDI資本登録額は380億USD、2009年以降では最大規模となっており、ベトナムへのFDI流入は続くと見られている。更に、米国の新しい政策は、中国よりもベトナムにより大きく影響すると思われる。米国の中国輸出品への関税にて、海外投資家が工場を中国からベトナムへ配置代えする流れが引き起こした。

しかし、良いニュースは同時に心配事を引き起こした。専門家は、繰り返し、ベトナムへの旧式な技術導入の流れを、ベトナム国が技術の投棄地になると警告していた。2年前には、環境汚染問題が発生した。Formosa社が未処理排水を環境へ不法に投棄し、深刻な結果を招いた。

専門家は再び、政府機関に対して、FDI招致の見解を変更し、誘致はより選別されるべきだとした。しかし、次世代のFDIの品質はベトナム次第であると強調した。

(石炭開発部 辻  誠)

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