タイ:タイは持続可能なエネルギーへ向けて途上にある

掲載日:2018年12月27日

12月18日付けの地元報道によると、ドイツ系Simens Thailand社のCEOは、タイはエネルギーの多様化と石炭への依存率の低下を行い、持続可能で環境に優しいエネルギーへ向かっている途上だとした。

同CEOは、タイはエネルギーのポートフォリオ分散では東南アジア地域で先行しており、他国が石炭主体であるのに対し、タイは天然ガス主体となっており、環境への影響面では、タイは既に大幅に進んでいるとの認識を示した。

更に、タイは主要都市でエネルギーの利用効率を高めるスマート・グリッド技術の導入でも前進していると指摘。屋上の太陽光パネルのような再生可能エネルギーの選択とともに、スマート・グリッドは送電の安定化にとって重要であり、信頼できる電力供給方法だと強調した。

(石炭開発部 辻  誠)

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