ベトナム:石炭火力発電所の石炭灰・スラッグ 環境への投棄 省政府は投棄個所近隣の所帯を罰す

掲載日:2019年1月10日

2018年12月30日付けの地元報道によると、2018年12月初め、Quang Ninh省Cam Pha市Mong Duong 1石炭火力発電所から数千トンの石炭灰とスラッグが環境へ投棄されたが、Quang Ninh省政府は、発電所ではなく投棄個所近隣の所帯を罰した。

12月6日、発電所は大量の石炭灰とスラッジを投棄するために運搬車を雇った。運搬車は廃棄物を住民の住居に投棄した。Cam Pha市政府はこの事実の通知を受けた。12月12日、編集委員会は発電所側から回答を得たが、回答では何故廃棄物が契約に基づき正しい場所に投棄されなかったか説明されていた。

Mong Duong 1石炭火力発電所からの石炭灰、スラッジの環境への不法投棄は長期に亘り行われていた。廃棄物はNo.18道路沿いの汚染区域または地元の庭に投棄されてきた。

10百万VNDの罰金を課せられたCam Hai人民公社のDo Van Ly氏は、何故罰金が課せられるのか理解できないと語った。石炭灰とスラッジは環境のどこにでも落ちており、同氏は、土のない自宅の庭に少しのスラッジを求めただけであり、スラッジを購入したわけではないと説明した。

Cam Hai人民公社の党委員会副書記は、人民公社ではなく市政府が罰金を課すことを決定したと説明した。12月14日、Cam Pha市はQuang Ninh省政府に対して、2所帯が罰金28.5百万VNDを課せられたとの報告書を送付した。一方、Mong Duong 1石炭火力発電所には環境再生が求められた。

(石炭開発部 辻  誠)

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