タイ:Banpu社 2019年ベトナム向け石炭輸出量200万トン目標

掲載日:2019年1月24日

1月7日付けの地元報道によると、石炭開発大手Banpu社は、ベトナムで電力消費増加に伴って石炭需要が拡大しているため、ベトナム向けの石炭輸出を拡大する計画を発表した。

Banpu社のベトナム向けの石炭輸出量は、2018年は130万トン、2019年は200万トンの輸出契約締結を目標としている。インドネシアと豪州の自社炭鉱の他、他社からも調達してベトナムへ輸出する予定。

Banpu社は2018年、ベトナムの石炭需要拡大を見込み、マーケティング、顧客サービス、調査、配送などを含む販売管理を行うため、南部ホーチミン市に事務所を開設、太陽光発電所を含む発電所開発の事業化調査に対応する。また石炭火力発電所の可能性も探っている。

(石炭開発部 辻  誠)

おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとられた行動の帰結につき、独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。

レポート一覧

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただくには、アドビシステムズ社から無償配布されているAdobe Readerプラグインが必要です。

ページの先頭へ