マレーシア:Tenaga Nasional Berhad(TNB) Perak州の石炭火力発電所(発電能力4,100 MW)で混合炭を導入へ
掲載日:2019年1月24日
1月13日付けの地元報道によると、国営電力会社Tenaga Nasional Berhad(TNB)は、Perak州のSultan Azlan Shah石炭火力発電所(発電能力4,100 MW)の燃料に混合炭を導入する。
同火力発電所はマレー半島部の電力供給の20%を担う重要な発電所であり、年間1,500万トンの亜歴青炭を消費。混合炭は品質が比較的低い低品位炭を混合して価格を抑えるものであり、電力業界では、電力需要に見合った石炭の安定供給を確保するため、混合炭を導入する動きが広がっている。
TNBは、2018年12月31日にTNB子会社を通じて最初の混合炭をインドネシアから輸入、今後、混合炭が排出基準や燃焼適合性を満たすか確認した後に、混合炭による発電を開始する。
同火力発電所はマレー半島部の電力供給の20%を担う重要な発電所であり、年間1,500万トンの亜歴青炭を消費。混合炭は品質が比較的低い低品位炭を混合して価格を抑えるものであり、電力業界では、電力需要に見合った石炭の安定供給を確保するため、混合炭を導入する動きが広がっている。
TNBは、2018年12月31日にTNB子会社を通じて最初の混合炭をインドネシアから輸入、今後、混合炭が排出基準や燃焼適合性を満たすか確認した後に、混合炭による発電を開始する。
(石炭開発部 辻 誠)
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