カンボジア:カンボジアの財閥ロイヤル、700MWの石炭火力発電所建設へ
掲載日:2019年7月4日
6月19日付の地元報道によると、 カンボジアの財閥ロイヤル・グループは、南部Sihanoukville州にて、700MWの石炭火力発電所建設に向けた事業化調査を行うとした。
ロイヤル・グループはすでに、450MWの石炭火力発電所建設に向けた事業化調査を終了している。しかし、最近の電力不足を考慮して、700MWに増強する方向として、再度申請したため、新たな事業化調査が必要になったとのこと。
新たな調査が終了するまでに、18~20カ月かかる見込みであり、調査後、カンボジア政府は同グループが提示する電力の販売価格が適正かどうか、判断する。
一方、 Sihanoukville州では、マレーシア系のカンボジアン・エナジー・リミテッド(CEL)社が50MW規模の石炭火力発電所2基を運営しており、10月には新たに150MWの発電所を完成させる見込みである。また、カンボジア国際投資開発グループ(CIIDG)も135MWの石炭火力発電所3基を運営している。
ロイヤル・グループはすでに、450MWの石炭火力発電所建設に向けた事業化調査を終了している。しかし、最近の電力不足を考慮して、700MWに増強する方向として、再度申請したため、新たな事業化調査が必要になったとのこと。
新たな調査が終了するまでに、18~20カ月かかる見込みであり、調査後、カンボジア政府は同グループが提示する電力の販売価格が適正かどうか、判断する。
一方、 Sihanoukville州では、マレーシア系のカンボジアン・エナジー・リミテッド(CEL)社が50MW規模の石炭火力発電所2基を運営しており、10月には新たに150MWの発電所を完成させる見込みである。また、カンボジア国際投資開発グループ(CIIDG)も135MWの石炭火力発電所3基を運営している。
(ジャカルタ事務所 南 博志)
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