南アフリカ:EskomのMajuba発電所でベルトコンベヤ火災が発生

掲載日:2019年12月26日

12月18日付の現地報道によると、南アフリカで2番目に大きいMajuba発電所(4,000MW)で、18日の15時頃、鉄道の石炭荷降ろし施設からの傾斜ベルトコンベヤで火災が発生し、石炭サイロにも燃え移った。火災は、発電所の消防チームにより迅速に消火され、火災による負傷者はいなかったが、火災により発電所への石炭供給を中断した、と国営電力会社Eskomは述べた。また、火災により鉄道からの石炭荷降ろし用ベルトコンベヤが使用できなくなったため、代わりに石炭トラック輸送を行うと述べた。

火災の原因を特定する現場検証を開始するには、火災現場が冷めるのを待たなければならない、とEskomは述べると共にMajuba発電所は50日以上の貯炭を有していると付け加えた。

Eskomは技術的および財政的困難に悩まされており、先週には豪雨により、Medupi石炭火力発電所の運転が部分的に停止し、送電網から数千MWの電力がカットされ、国全体で前例のないレベルの停電が発生した。Eskomは南アフリカの電力の90%以上を発電しているが、過去10年間、需要に追いつくのに苦労している。

南アフリカの国営企業における長年の経営不振からの脱却を誓い、2年前に政権を取ったCyril Ramaphosa大統領にとって、これは依然として最大の頭痛の種の1つである。

(石炭開発部 奥園 昭彦)

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