米国:Duke Energy社がノースカロライナ州と石炭灰処理費用について合意
掲載日:2021年2月4日
1月25日の現地報道によると、Duke Energy社は、石炭火力発電所から排出される石炭灰の浄化費用をめぐって、ノースカロライナ州およびSierra Clubと合意に達した。
1月25日にノースカロライナ公益事業委員会に提出された和解案は、2030年までに顧客が負担することになっていた石炭灰貯留池の閉鎖費用を約11億USD削減するとしている。
Duke Energy社は「この合意により長年懸案事項であった石炭火力発電所から排出される石炭灰浄化をめぐる主要な問題が解決できる」と述べた。
Guggenheim Securities LLC社のアナリストであるShahriar Pourreza氏は「Duke Energy社は今後石炭灰処理にかかる費用からリターンを得られるため、企業の格付け機関は今回の合意を好意的に受け止めるだろう」「今後、同社は温室効果ガス排出量削減の目標に向けて、規制当局や議会とのクリーンエネルギー法制に関する取り組みに集中できる」と述べた。
1月25日にノースカロライナ公益事業委員会に提出された和解案は、2030年までに顧客が負担することになっていた石炭灰貯留池の閉鎖費用を約11億USD削減するとしている。
Duke Energy社は「この合意により長年懸案事項であった石炭火力発電所から排出される石炭灰浄化をめぐる主要な問題が解決できる」と述べた。
Guggenheim Securities LLC社のアナリストであるShahriar Pourreza氏は「Duke Energy社は今後石炭灰処理にかかる費用からリターンを得られるため、企業の格付け機関は今回の合意を好意的に受け止めるだろう」「今後、同社は温室効果ガス排出量削減の目標に向けて、規制当局や議会とのクリーンエネルギー法制に関する取り組みに集中できる」と述べた。
(石炭開発部 弘中 孝宜)
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