インドネシア:石炭採掘事業者の企業予算作業計画改定により、2021年の生産量は政府目標を上回ると予想

掲載日:2021年4月15日

4月7日付の地元報道によると、石炭価格の上昇傾向を背景に、2021年は同国の石炭採掘事業者が当初の石炭生産計画を上方修正する見込みである。

インドネシア石炭鉱業協会(ICMA)のHendra Sinadia事務局長の発言が7日にインドネシアのビジネス誌により引用されており、同氏によると石炭価格は4月まで上昇しており、天候不順の中で供給が限定され、豪州からの石炭輸入を禁止している中国を中心に需要が高まっていることから、2021年の第2四半期も上昇を続けるとの見通しを示している。

また、「価格の上昇を活かした企業予算作業計画(RKAB)の改定は普通のことである」と述べ、石炭採掘事業者の作業計画と予算について言及した。

石炭採掘事業者の年間生産計画は、エネルギー鉱物資源省の承認を得なければならないRKABにて設定されている。 石炭採掘事業者は、年の半ばにてそれぞれの当初のRKABを改訂することが認められており、同省の承認も必要となる。

当初のRKAB生産計画を上方修正すると、2021年の同国の石炭生産量は政府の目標である550百万トンを上回ることになる。

しかし、Hendra氏によると、天候不順のため、2021年5月までの石炭生産は依然として低いままであるとみている。同氏は、2021年の第3四半期と第4四半期に生産が増加すると付け加えている。

(石炭開発部 佐藤 譲)

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