モザンビーク:三井物産とヴァーレがモザンビークの権益譲渡に関する最終合意書に署名

掲載日:2021年4月28日

4月22日の現地報道によると、三井物産は1月に発表されたモザンビークの石炭採掘と関連する輸送プロジェクトからの撤退に伴う権益譲渡に関する詳細な契約条件について、ブラジルの鉱業大手ヴァーレとの最終合意に達したと発表した。権益譲渡は、関連する規制当局の承認を含む諸条件が満たされた後、2021年中に完了する予定である。

三井物産は、同国に保有するMoatize炭鉱の権益15%とナカラ回廊の鉄道港湾事業の権益50%をそれぞれ1ドルでヴァーレに売却し、約25億ドルの未払い残高を含むすべての関連費用がヴァーレに継承される。三井物産は、「この売却に関連する財務諸表への重大な影響は予想されていない」と述べている。

ヴァーレは今年1月に、三井物産から権益を取得し事業と資産内容を簡素化した後に、同石炭事業の全株式を売却するプロセスを開始すると発表しており、これら資産に関心のある第三者の詮索を通じて、Moatize炭鉱とナカラ回廊鉄道港湾事業の継続性を維持するとしている。

ヴァーレは昨年11月より同石炭事業の生産能力改善を目的としたプラントの改修工事を再開しており、2021年第一四半期の石炭生産量は前年同期比44.5%減の109万トンとなった。改修工事は5月の終了を予定しており、2021年中には年間1,500万トンの石炭生産能力に達すると予想している。

(石炭開発部 辻本 譲)

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