モザンビーク:モザンビーク政府が、国内のガス田開発と国内最大の火力発電所建設を推進
掲載日:2021年6月10日
5月31日の現地報道によると、モザンビーク政府と協力企業が、モザンビーク南部のイニャンバネ州で計画されているTemaneガス・エネルギープロジェクトの技術的及び商業的協定に署名を行った。
同協定は、2030年までにモザンビーク国内の全家庭及び全産業への電力普及を目指し、国内の新たなガス田探査、Temaneガス火力発電所の建設、Temaneと首都マプト等を結ぶ高圧送電線の開発を含む。
モザンビークのFilipe Nyusi大統領は、「我々の究極的なゴールは、モザンビークの産業化を推し進めることであり、天然ガスとLPガスの国内自給率を高めることで海外からの輸入量を減らし、国内の薪や石炭使用率を低減することで、国内経済の回復と持続可能な環境社会を実現する。そして、地域の電力ハブになることを目指している」と述べた。
Temaneガス火力発電所は2021年中の建設開始を予定しており、最大出力は450MW、国内最大規模の発電所となる。
同協定は、2030年までにモザンビーク国内の全家庭及び全産業への電力普及を目指し、国内の新たなガス田探査、Temaneガス火力発電所の建設、Temaneと首都マプト等を結ぶ高圧送電線の開発を含む。
モザンビークのFilipe Nyusi大統領は、「我々の究極的なゴールは、モザンビークの産業化を推し進めることであり、天然ガスとLPガスの国内自給率を高めることで海外からの輸入量を減らし、国内の薪や石炭使用率を低減することで、国内経済の回復と持続可能な環境社会を実現する。そして、地域の電力ハブになることを目指している」と述べた。
Temaneガス火力発電所は2021年中の建設開始を予定しており、最大出力は450MW、国内最大規模の発電所となる。
(石炭開発部 辻本 譲)
おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとられた行動の帰結につき、独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。